クラス委員ブログ

受講生のなかから選ばれるファシリテーターの「クラス委員」が
各クラスの様子をレポート!

2018.06.06

「食べる」を学ぶ薬膳クラス

【第6回】自然の流れに乗る食べ方と、薬膳食材&レシピ③


  • 座学は本日を入れて残すところ2回となり、楽しい京都へのFWも近付いてきました。あっという間です。

さて、今日のテーマは「秋から冬の不調」についてです。前回までに何度も出てきている自然の波を表す『陰陽論』でいう陰の時期に起こる不調の原因やケアを学びました。
『五行節』の木火土金水で見ていくと、秋は「燥」、冬は「寒」で、「金」「水」に当てはまります。「金」の五臓は肺です。秋は最も乾燥しやすく肺機能が低下しやすいということ、冬は腎(免疫/生殖力)機能のトラブルを起こしやすいことがわかります。腎機能の低下は老化を引き起こすそうです・・。怖いですね。ですが、弱ってくる腎をケアすると老化をケアしていくことに繋がると考えられるそうです。
秋は、肌が乾燥して白い粉が吹きやすかったり、リップクリームやハンドクリームが手放せなかったりします。それは、「燥」の影響を受けているから。そして、冬の「寒」は凝滞を引き起こし、気血津液の流れが滞りがちになります。秋冬に関係なく、夏もクーラーで冷えたり乾燥したりするので、これからの季節、ケアが必要になってきます。
薬膳のポイントは、天の気と地の気のバランスをとることです。天の気は変えられないので、六気の変化に合わせて地の気(食物)を選んでいく。夏は熱を発散するもの、冬は身体を温めるものを食べることを基本として、逆のエネルギーを取っていって中和していく考え方です。食物の四性(寒・涼・平・温・熱)を知り、取っていくことが大事ということです。
冷えの方におすすめの食材の中に「紫蘇」がありました。とっても香りの良い紫の紫蘇は、6月が旬で今のこの時期しかないそうです。風邪(寒気)に効くとのことで、日の当たるところに2、3日干せば簡単にお茶にしたり、料理として手軽に使えるように保存出来るみたいです。ぜひ試してみたいと思いました!肺の中にある「気」のことを「宗気」といいます。宗気は声を作るそうですが、今どのくらいあるのかは、声の張りでチェック出来るとのことで、声が通らない、小さい人っていうのは、宗気が少なくて、肺が弱い、呼吸が浅いのだそうです。


腎については、アンチエイジングが関わってきます。年齢とともに減っていく精のエネルギーをいかに作って減らさないかが大事になってきます。精がいっぱいあれば腎が元気、若いということになります。男性は8の倍数、7の倍数で体が変化すると言いますが、精が作られるピークは女性が28歳、男性は32歳。一番体も心も充実している時です。天癸という生殖するためのエネルギーの年齢と共に減っていくカーブをスローなカーブにすることがアンチエイジングにつながります。そこで、精をどう増やすかは気血水が大事になってくるということです。天の気と地の気から作り出す気血水のうちの、普段使い切らず蓄えてきたエネルギーが精となります。なので、夜更かしをしないなどの休息をしっかり取ることが無駄なエネルギーの支出を抑えることとなり、結果、精を減らさないことになるそうです。そして、腎が弱いのは冷えであり、寒。冬場のケアをすると腎は元気になるので、冬場に温めてあげるセルフケアをすることが大事だそうです。

後半は本日もお茶の実習です。
クラス委員の私たちのテーブルでは、アンチエイジングに注力して、腎を良くするものを集めて杜仲茶、番茶、春ウコン、ロンガン、紫蘇、枸杞の実をブレンドしてみました。先生特製の紫の紫蘇茶の香りがとても良いお茶が出来ました。

クラス委員 なかちょ&ようかん

※「クラス委員ブログ」に記載された意見や表現などは、各記事の執筆者個人の意見・表現であり、
丸の内朝大学企画委員会によるものではありません。

Page Top