クラス委員ブログ

受講生のなかから選ばれるファシリテーターの「クラス委員」が
各クラスの様子をレポート!

2017.08.01

歌舞伎探求クラス

第3回 歌舞伎俳優に教わる、歌舞伎の極意

第3回歌舞伎探究クラスが開催されました!

梅雨明けしたはずなのに、朝から集中豪雨…
皆さん、授業にちゃんと来れるか心配しましたが、
雨に濡れながらも沢山の受講生にご参加いただきました!
なぜなら、今回の授業では、現役の歌舞伎役者さんがいらっしゃるとのこと!!!

市川蔦之助さんにお越しいただき、歌舞伎の演技の極意や大変さ等をたくさんお話いただきました。

【プロフィール】
https://www.kabuki.ne.jp/meikandb/meikan/actor/135

市川蔦之助さんのお父様が日本舞踊の先生をされており、小さいころから日舞に慣れ親しんでいらしたそうです。あるとき、歌舞伎の魅力に惹き付けられ、歌舞伎の血筋出身ではないけれど、国立劇場の研修生を経て、市川左團次さんのお弟子さんとなり、現在に至っているそうです。

舞台でセリフが話せるようになるには名題役者にならなければいけないそうです。日々お稽古を重ね、歌舞伎について勉強し、筆記試験と錚々たる先輩方の前での実技試験を受けて合格しないと名題にはなれないそうなのです。

歌舞伎役者には男役の「立役」と女役の「女方」があるのですが、市川蔦之助さんは器用に両方の役を務めることができる、大変貴重な役者さんです。「立役」と「女方」の両方の名題試験を受けられたそうです。

そこで、それぞれ立役と女方を演じる際のコツや違いを実際に見せていただきました。男役の場合は腕を広げ体を大きく見せるように動きつつも、ドタバタと身体を上下に動かさず、武士らしく摺足で歩いたり。女役の場合は肩甲骨を下に下げ、なで肩にして、膝を曲げてくっつけて、指先ものびやかにおしとやかに…

変幻自在の身のこなしと声色の違いが凄すぎて、同じ方が演じているとは思えない、間近に見て圧倒されてしまいました。

更に、前回の授業で学んだ、河竹黙阿弥の有名な演目「三人吉三」の有名で美しい七五調の名台詞をさらっとご披露頂き、さらに感動!お腹の底から出ているハリのある声はとてもカッコ良かったです。

全身から漂う品と、歌舞伎役者さん特有のハリのある声を身近で体験できるという、大変貴重なひとときはあっという間に過ぎてしまいました。朝からの大雨で湿った雰囲気と重たい瞼はスッキリパッチリ吹き飛びました!

おまけ。。。
最後にクラスの皆も一緒に、歌舞伎の見得(みえ)を切るポーズを教えてもらいました♪


市川蔦之助さん、お忙しい中、本当にありがとうございました!

8月には尾上松也さんと市川蔦之助さんと共演される「挑む」という舞台が控えているそうです。怪談で有名な、お菊さんがお皿を「いちまーい、にまーい…」と夜な夜な出てくるお話です。市川蔦之助さんはその有名なお菊さん役で出演されます!どんな女方を演じられるか、興味津々です。ご興味ある方は是非、下記サイトをご参照くださいね。

東京公演詳細

クラス委員 志野

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