クラス委員ブログ

受講生のなかから選ばれるファシリテーターの「クラス委員」が
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2018.06.27

気軽に楽しむ 丸の内野点クラス

【第7回】フィールドワーク③:茶室を見学する

盛りだくさんの野点クラス。3回目のフィールドワークは茶室見学です。

私たちが今回学んでいる”野点”は主に屋外でお茶を楽しむことを指していますので、屋内での細かい作法が決められている茶道とは少し違っています。
屋内での茶道、つまり「茶室」でお茶を点てていただく…とはどういうことなのでしょう?

まずお茶室とはどういうものか。
更屋先生曰く「茶室とは画家にとってのキャンバスのようなもの」
「茶人は西洋でいうアーティストのようなもの」
決められた枠の中で表現することにより、純粋性が増す…という点ではお茶も画も一緒のようです。

というわけでフィールドワークでは、横浜・関内にある松村宗亮さん監修の「文彩庵」を見せていただくことに。
松村宗亮さんはSHUHALLYという茶道教室を主宰されていますが、現代に向けて、茶の湯文化を、もっと自由に!もっと愉しく!と広めるべく茶の湯の世界で大活躍されています。



関内といえば、横浜中華街にほど近く、大きな公園やスタジアムなどもあり、駅前はオフィス街のような雰囲気も。
そこから程なく歩いて着いた場所はマンション?オフィスビル??
ここにお茶室が?!?!

扉をあけると・・・はい、たしかにお茶室がありました!

まずは「待合」で松村先生からお茶室とはどんなものであるかお話をうかがいました。
待合ではまずお客様が身支度をととのえ、身も心もお茶をいただく準備をします。
そして「露地」といわれるお庭で季節を感じながら現実の世界でのしがらみや塵などを振り落とします。

露地を通ってお茶室へ・・・





ここには光る茶室が!シックなしつらえですが畳が光を放っています!!!
ここ文彩庵はグッドデザイン賞も受賞しているんですよー。
いろいろと計算されつくされています。



そしてなんと!松村先生自ら、お茶も点ててくださいました。



厳かな雰囲気の中、気持ちが落ち着き、五感も研ぎ澄まされていきます。



松村先生のお話では、「茶室」というものはもともと武士たちが自分の力を表現するために、
今までにないもの、
誰のマネでもないもの、
・・・といつでも新しいものを作っていたのだそうです。
ですから、現代の茶室も古来のものを再現するだけでなく、精神的なもの・枠組みは受け継ぎ、その中で現代にふさわしいものを作り上げていくのが茶室の表現方法だとおっしゃっていました。
なるほど・・・。

お茶をいただきながら、茶の湯の本質にふれることができるとても素敵な機会でした。
また違った茶室を見に行くと新たな発見がありそうですね。


さて、おまけですが・・・
フィールドワークの帰りは時間のあるメンバーで横浜中華街に行きました!

中華でお腹を満たしたあとは、山下公園でしっかり野点もしてきました。





まだまだこれからも「野点」という観点から奥深い表現法を学べそうです。



クラス委員:角さん&みきちー

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丸の内朝大学企画委員会によるものではありません。

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