クラス委員ブログ

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2018.06.13

いちから始める風呂敷クラス

いちから始める風呂敷クラス【第8回】オリジナル風呂敷の発表/贈答の包み方

楽しかったフィールドワークを終えて、あっという間に最終回となってしまいました風呂敷クラス。

白地に色とりどりの文様が透かしの様にデザインされた慎ましくも艶やかなお着物姿のつつみ先生は、その装いでもこの講義の締めくくりに花を添えてくれました。

前半は、これまでの講義の振り返りとフィールドワークで作成したそれぞれの風呂敷の発表を行いました。

初回の風呂敷の歴史では、日本人の知恵と美意識が風呂敷一枚からも読み取れること、その独自性が海外でも認められ始めていることを学びました。

中頃の講義では、更に掘り下げて唐草文様や「花鳥風月」という日本人の自然観が反映された独特の文様や構図、そして判じ物という遊び心までが風呂敷のデザインに活かされていること、更には京と江戸の二つの都が育んだそれぞれの色と、幅広い中間色を持つ和の色のバリエーションの広さを教えていただきました。

また、風呂敷の素材にも焦点を当て、繭の真綿引きを通して伝統的な手作業と日本人の生活の知恵を体験すると共に日本における衣類の歴史まで辿りました。

実践においても、基本の真結びから瓶包み、季節の小風呂敷によるギフト包み、更には防寒、防災に役立つ風呂敷活用法まで様々な用途を学びました。

皆の自慢のオリジナル風呂敷を発表した後に、最後の実践として贈答の包み方を教えていただきました。

長方形の箱を結ばず優しく包み、そっと腕に抱えると自然と背筋がピンとなり、持つ人の佇まいまで美しくなります。それはコンビニ袋やエコバッグでは絶対に出せない美しい佇まいでした。

今度は、同じ包み方で結び目をひとつ作り、その結び目を風呂敷の端でそっと隠す包み方を学びました。その心は、”結ぶ”ということはいずれそれを”解く”ということを連想させるので、婚礼の贈り物等においては、その解くという連想をオブラートで包み隠してあげる、という細やかな日本人の心遣いが込められているそうです。そんな話を聞いていると、ご先祖様達の奥深い優しさに包まれている様なじわ~っとあたたかな気持ちになりました。

いちから始める風呂敷クラス、たくさんの大事な事を教えてくれた風呂敷とつつみ先生に深く深く感謝申し上げます。本当にありがとうございました。

クラス一同

 

 

 

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