クラス委員ブログ

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2017.05.19

アーバン森暮らしクラス 阿蘇・熊本編

【第3回】暮らしをつくる、森の恵み

第3回のテーマは『暮らしをつくる、森の恵み』です。

内容は、

①森の恵みについて学ぶ
②FW先熊本県小国町に関する予習

でした。

本日は①について学んだことをちょこっとご紹介します!

森林の木は適切に間引いてあげることが必要なんだと前回学びました。

そして現在、日本の木々をもっと多面的に活用していくことも求められています。

その使い道のひとつとして、多くの木を使用できる建築や内装があります。

ただ戦後の日本は、1947年に制令された高層建築物に木の使用はNGというものがあったので、日本の高層建築は鉄筋コンクリートだらけ

それも1990年になると見直されるようになってきました。

最近でのいい例が2020年のオリンピックの舞台となる隈研吾さんの建築です。みなさんもご存知のようにふんだんに木が使用された構想になっています。

自分の身近から考えると高尾山駅もそうです!隈研吾さんの建築で木をふんだんに使用した駅にリニューアルされました。

そして、こちらは↓秋田県にある国際教養大学の図書館。

地元秋田県の高級杉材がふんだんに使われています。この中で本を読んだら、それだけで頭がよくなりそう(笑)

木の温もりを直接感じる建築だと、最近では精神的にも安定するという実例もあげられているようです。

となると、『木でできた建築が増えれば、社会全体のストレス率も減るかもしれない!』と期待もしてしまいます。

 

ただ現時点では、1947年の制令もあったため木造建築においては、日本よりもヨーロッパの方が進んでいるそうです。

その例として、世界最大級の木造建築と言われるスペイン南部の都市セリビアにある『メトロポール・パラソル』です。

地上はショッピングセンターになっていて、上は展望台的に入れるとか。

この美しいカーブが木で作られていると思うと圧巻させられてしまいます。

スイスのチューリッヒでも木骨を使用しています。

これらの建築の手法としてCLT(Cross Laminated Timber)というのが使われています。

CLTは板の層を繊維方向が直交するように交互に張り合わせた厚型パネルのこと。

今後日本でも増えていく手法になるようです。これなら国産スギの需要拡大も期待できるのかなと思いました。

日本でももっともっと、こういった木の建造物が見られるようになってほしいと思います。

 

また木の使い道としては、地元の木を使って木質バイオマス発電所というのもあるそうです。
ただこちらは、311以降に増えすぎてしまい、木の供給が追いつかずなかなか大変なのだとか。

 

また、森林の中にあって、木材以外で使用できる産物のことを
NTFP=非木材森林製品といいます。

森林の中にいる動物、例えばシカやイノシシのお肉もそのひとつです。

最近だと、繁殖しすぎて、町に下りてきたり、山や畑などを荒らしてしまう被害が年々多くなってきています。

そのため年間、50万頭駆除しているようです。

その15%はジビエ(狩猟で得た天然の野生鳥獣の食肉)として利用されています。

残念ながらその残りは、85%が破棄されています。

にも関わらず、鹿の皮は、50万枚中国から輸入しています。

目の前にあるものが使用されず破棄されて、海外から輸入している現状は本当に、もどかしいです。

鹿の皮は、こういったカバンや靴などに使用されているそうです。)

森のことについて知ると一長一短では語れない、様々な歴史や法、現状のもどかしさがあるということを実感します。

こういったことを踏まえて日本の森林が無駄なく活用していけるように今後の見直しに期待しています。

いずれ私たちも土に還る身として、身近にある森林がどう展開されていくかを、水谷先生から学んだ知識を発展させて追っていきたいと感じました!

 

こちらは講座が終わった後の朝ごはん。みんなで食べる朝食は美味しい♪

さて来週の週末はFWです!いよいよ熊本県小国町へ!
みなさん準備は徐々にしてますか?
私は直前派なのでまだ何もしてませんw

ただすごく楽しみにしてます!!
それでは来週のFWで☆

本日の懇親会にご参加の方はまたのちほど♪

クラス委員
おりょう

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