クラス委員ブログ

受講生のなかから選ばれるファシリテーターの「クラス委員」が
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2013.07.24

日本のものづくりクラス

第2回 江戸切子の歴史とデザインのつくり方

ニッポンのものづくりクラス第二回。

今回は江戸切子の職人、堀口切子(http://www.kiriko.biz/)の堀口さんにお話をうかがいますよー。

【江戸切子とは?】

江戸切子というとなんとなく、華やかな赤や青で、高級品というイメージだったのですが、

もともとは江戸末期にひとびとの生活雑器として生まれたのが始まりなのだそうです。当時は透明な「透き(すき)ガラス」にカットを施したものでした。

その後、ガラスに色を被せる(きせる)技術が加わり、大正から昭和初期にかけてはアールデコの影響を受け、一気にモダンなデザインに。

 

この頃のデザインのかっこいいこと!!

そして昭和中期に伝統工芸品としての存在がフォーカスされるようになり、今イメージするような華やかな江戸切子に移り変わってきます。

デザイン・色・形も柔軟で、その時代によって敏感に変わりながら残ってきた工芸品なんですね。

伝統工芸の中ではまだ歴史の若い江戸切子。

100年後の江戸切子は、今とはまた全然違うものかも知れません。

 

【堀口さんが考える、これからの江戸切子】

現代の江戸切子は、高級品・装飾品としてのイメージが主流。

いま堀口さんは、自分の生活で使いやすい器であることを意識して制作しているそうです。

主に透きガラスで、カットも最小限の本数に抑えていたり、いわゆる江戸切子のイメージとは違いますが、ステキです!

器としての機能も備えながら、飲み物・食べ物を入れたときのバランスや陰影、使われる場面のストーリーも考えて作られています。

そして、堀口さんがこれからの江戸切子に付け加えたいと考えている要素を、洒落っ気・色気・艶・ストーリー性・侘び寂び・・・というキーワードで挙げていただきました。

今回のクラスの課題のひとつは、「チームごとに江戸切子の新しいデザインを考える」。

(か、課題のハードル高いよ!)

堀口さんのお話をヒントに、私たち使い手の目線で、良いアイデアを考えていきましょー!

 

クラス委員 いまい

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