クラス委員ブログ

受講生のなかから選ばれるファシリテーターの「クラス委員」が
各クラスの様子をレポート!

2012.08.17

日本のものづくりクラス

[第5回]新しい魅力と価値を吹き込む~商品企画・デザインのつくり方~

ものづくりクラス第5回の授業はY2 という会社を姉妹でやっていらっしゃる有井さんでした。

海外のレストランから依頼をうけて 和食器やテーブルウェアをコーディネートして輸出したり、伝統工芸品を現代のニーズにあわせて新しくデザインしてプロデュースしたり、といろいろな面をもつ会社。有井さんいわく「お客さまにあわせて肩書きをかえて」いるのだそうです。

この写真、江戸の木目込み人形(5センチくらいの手のひらサイズ)が

小判を差し出しているのですが、顔がなかなかあくどいのです。

(ちょっとわかりにくいかな)

悪代官に賄賂を差し出す商人のようなこの人形。

実は小判が素焼きの陶器で、アロマオイルをしみこませることができます。

伝統工芸に ミスマッチと笑いを加味したことで産まれた商品です。

ギフトにいい、となかなかの人気なのだそうです。

 

有井さんがおつきあいされているのは、私たちがイメージするいわゆる

「職人」の方々。

家族経営で、材料も年間の生産量も限られている頑固な作り手の人々です。

お付き合いはまず、会話と信頼関係を気づくことから始まるのだそうです。

 

その伝統工芸品が生まれた背景、土地柄ごとに持つ強み。

それを探り出し、生かして、さらに笑を加味して かわいい、おもしろい

雑貨にして伝統工芸品を世に送り出す。

有井さんのお仕事は旧いが新しいに変わる工夫がいっぱいです。

 

「看板商品が、勝手に宣伝部長になって、どんどん他のものを売り出すきっかけになっていくのが理想です。」と有井さん。

Y2さんのホームページは そんなおもしろいかわいい商品がたくさんのっています。

たとえば有井さんが身につけていらっしゃったネックレス。

 

これも京都の絹糸を染めから依頼して、作ったものだそう。

写真だとちょっと分かりにくいですが

3色の組みひもで編んだ玉が並んでいます。

軽くて、いろんな色の組み合わせがあって、季節を問わず使いやすそう!で

ネットで販売してたらすぐにでも購入したい一品でした。

東京都美術館のミュージアムショップにはあるそうなのでみなさんチェックしてみてください!

 

そしてこちらの「手」もそんな、土地の強みに加え、既存の販路持つ問屋さんの力を生かした商品。

もともと、仏具、仏像などを作る土地柄であった高岡。

仏像の手の形を模したペーパーウェイトを作ってしまったのだそう。

これもちょっとしたギフトにいいですよね。

 

おもしろいネタをたくさんお持ちで、残念ながら短い授業時間では一部しか

お聞きすることはできませんでした。

終わったあとは受講生に囲まれてかわいいおもしろい商品の質問に

気軽に熱心に答えてくださいました。

 

取材の方も入ってらしたのですが、出勤前の朝大生を優先しましょう、と

さらっとおっしゃったところに さまざまな困難を切り抜けてきた企業家の

一面を垣間見た気がしました。

検索するとすぐでてくるので、Y2のHPものぞいてみてください♪

 

Tenko

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丸の内朝大学企画委員会によるものではありません。

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