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近日公開!


いつもの朝を変える技術 / 柴田英寿
あまり早起きに意味を感じていないあなたがまずは読む一冊です。
様々なジャンルで活躍する人々には朝型の人が多い。自らも朝の朝食会を主催する柴田英寿が、様々な業界の朝型の人間にインタビューをしながら、いつもの朝を変えるエッセンスをまとめた一冊。起床法から、朝の時間の使い方まで秘密が満載。
五つ星のお付き合い / 山崎拓巳
今日出会う人を大切にするために朝に読みたい一冊です。
人気エッセイスト山崎拓巳の、15万部突破のベストセラー「気くばりのツボ」の第2弾。 気くばりから始まった新しいお付き合いを上手に続けていくにはどうすればいいか、日常的な例を交えながらわかりやすく解説。
五つ星のお付き合い / 山崎拓巳
今日は現実逃避をして、1日夢の世界ですごしたい。そんな朝にはこれ!
2010年以降の有人惑星ミッションに行く予定の宇宙飛行士アニリールセルカンの宇宙エレベーターに続く第2段。東大でも教える彼が語る宇宙の世界、時間の世界はまるで、物語のようにワクワクしてしまう。読み始めたら止まらない1冊です!


麻雀放浪記 (一)~(三)青春篇 / 阿佐田哲也
後には退けない、大勝負のプレゼン前には、ぜひ読んでほしい一冊です。
麻雀で徹夜を繰り返し、気が付けば「朝だ!徹夜だ!」。そこからペンネームを阿佐田哲也と名乗り、意気揚揚と文学界に殴りこみ。 その阿佐田のデビュー作となった本作は、戦後の混乱期をギャンブル一本で生き抜こうとするアウトロー達を描いた痛快無比な麻雀活劇全四部作の第一弾。東京・上野界隈の闇市、あるいはGHQの支配下のなかで、己が定めたルールにのみ忠実に生きようとする博徒たちの愚直なまでの生き様は、圧巻以外のなにものでもない。最終的には「死んだ奴が負け」。
鬼平犯科帳 / 池波正太郎
部下が仕事で失敗を犯した時の対処法に読みたい一冊。
ご存知、「鬼の平蔵」と盗賊どもに恐れられた幕府の火付盗賊改メ方長官・長谷川平蔵の義理と人情にあふれる傑作捕物帳。平蔵自身が若い頃、深川近辺で放蕩三昧の生活を送っていた札付のワルだった、という設定が良い。「鬼」と呼ばれながらも捕らえた盗賊が心から改心しているとみるや、彼らを許し、信頼し、それに彼らも友情と敬意で応える。また、火盗改メ長官と言えども厳格な官僚体制組織の一員であるからには、当然のように上司からの不条理な要求にも応えなければならず、平蔵の苦悶は続く。この何ともいえない深い人間味が物語に味わいを添えている。 また、場面場面で登場する美味い蕎麦の食べ方など、池波のグルメぶりが、ふんだんに披露されているのも見逃せない。
吉原御免状 / 隆慶一郎
「影武者徳川家康」などで有名な、網野善彦氏の網野史学をベースとしたエンターテイメント性溢れる歴史小説家のデビュー作。史実とされるものの多くは、後に為政者に都合良く改竄させられた記録であり、事実は官軍からみたものとは対極にある、とした観点からの小説作法は感動と興奮を呼びます。 本作は、宮本武蔵に育てられた二天一流の使い手である松永誠一郎が、吉原を舞台にして裏柳生との血湧き肉踊る死闘を描いたもので、江戸初期の風俗の描写なども面白いです。
日常茶飯事 / 山本夏彦
リラックスしたい時に読んでください。
建築雑誌「室内」の初代主宰にして、名コラムニスト・山本夏彦氏の処女コラム集。とにかく、この人といえば天下のへそ曲がりとして有名で、およそ世間の一般常識や良識と言われるものに歯に衣着せぬ物言いで、まずは逆らってみせる。辛辣ながらも暖かい一刀両断の切れ味は抜群で、「あー、なるほど。そうかもな」といちいち思わせるから、読んでる方からしてみれば悔しいけれども、一本とられた感がする。
滑稽新聞 / 宮武外骨
明治大正昭和の三代にわたって、権力に戦いを挑んだ反骨のジャーナリスト。入獄4回(4年)、罰金・発禁29回。発布直後の大日本帝国憲法を揶揄したことで、まずは投獄3年以上。それからは全て官僚は敵とみなし、所かまわず警察には噛み付き放題。同業者にも手厳しく、権力に迎合するマスコミを「ユスリ記者」として、自らの新聞に極太マジックで糾弾。後年には、選挙違反告発と謳って、衆院選に立候補するも、なんと得票数3票で撃沈。等と、とにかく逸話の多い、バイタリティー溢れる庶民派の気骨のジャーナリストだった。「外骨とは関りたくない」と同時代人は思っていたに違いないです。もう、笑うしかないです。
なんとなく、クリスタル / 田中康夫
上司に面と向って文句が言えない時に、ちょっと意地悪して読みたい一冊。
1981年に出版された「なんクリ」は、当時大学生ぐらいだった若者のアンニュイな雰囲気をデフォルメさせ、一種の「ああ、今ってこれだよね」的な完全にダメな沈殿ムードを前面に押し出した、かなり微妙な異色作だと思う。ただ一つ言えることは、「20年前の大学生も自分たちの世代と同じ感じ方をしていたんだ!」などと、ムリヤリ世代の共有をしてもしょうがない、ということ。いま世間に乗せられて、会社で「チョイわる」気取りのハズした上司は、25年前「なんクリ」を読んで共感していたに違いない。
考現学入門 / 今和次郎
昭和初期、東京の路上に現れてスケッチブックを携え、じっと人の行動を観察している集団。自らを「考現学者」と名乗り、井の頭公園自殺場所分布図なるものや、茶碗の欠け方の統計、ハイカラ学生ウォッチング等。そんな謎の団体を率いているのが、建築家・今和次郎で、この人から「考現学」「生活学」「風俗学」そして赤瀬川原平氏によって知られる「路上観察学」が次々と生まれていった。因みに荒俣宏氏原作「帝都物語」では、いとうせいこう氏が今和次郎役でちょっとだけ画面に出ているので、荒俣氏の愛を確認してみるのも一興。
博物誌 / 串田孫一
疲れ果てた帰り道、癒しの一冊です。
読むたびになきそうになってしまう作家です。昨年、老衰のため亡くなられるまで実に多くの著書を残した随筆家、詩人であり、画家としても味わい深い作品を多く残しています。 どの作品も背筋を伸ばして読みたいものばかりですが、この「博物誌」は愛らしいイラストも手伝って気軽に楽しめる内容になっていて、疲れたときに非常に和みます。
やし酒飲み / エイモス・チュツオーラ
アイデアが浮かばない時、発想の転換がしたいときに読んでください。
ナイジェリア出身の著者・チュツオーラは、部族の伝承や説話に自らのイメージを付加させて突飛な物語を作り上げる稀有な作家です。正規の学校教育を受けないまま書かれたという作品群は、終始文法的な間違いだらけの拙い英文で、何度も「はぁ?」と読み返すハメになるんだけれども、そのトボけ具合が偶発的な彩りを加え、この奇想天外な作品にマッチしてます。 「やし酒」を飲むことしか能のない男(すでに10歳にしてアル中)が、死んでしまった町一番のやし酒づくりの名人をとりもどしに「死者の町」への旅に出るという、随分自分勝手な物語は、約束事がなく、いきなりあらぬ方向へと進んでいきます。
変身 / フランツ・カフカ
深く考えて読んでしまうと、大変です。
ある朝突然、平凡なサラリーマンが巨大な毒虫に変身したという設定にも関らず、リアルに淡々と物語が進んでゆく、その破壊力はすさまじい。一家の稼ぎ頭である主人公が、一夜にして小汚いゴキブリへと変身してしまってからの、家族の彼に対する距離感と露骨な嫌悪感。「毒虫が本当に彼なのか?なぜ、そうなってしまったのか?」という、主人公へ対する家族の追及は絶妙な曖昧さを見せる。最終的に、一番愛していた妹にまでも見捨てられ、悲しく死んでゆくのだけれども、彼の死後、実に晴れ晴れとした朝を迎える家族の、実に淡々とした姿が印象深い。
ユービック / フィリップ.k.ディック
刺激が欲しい!日常の繰り返しに飽きたなー、と感じた時にはぜひ。
「果たしてあなたが認識している世界は、本当にそうであるのか?あなたは、本当はなにものなのか?」P.K.ディックは、「何が現実か解からない」歪な世界を誕生させるSF作家で、その作品の多くは彼の私生活同様に、破綻しながらも、あがきもがいて到達しようとする人間を描いている。 「ユービック」は、予知能力者狩りを行うべく月に結集した主人公ら反予知能力者たちが、逆に返り討ちとなった瞬間から、地球上では、あらゆるものが1940年代へと逆戻りする時間退行の世界を描いている。夢も希望も愛もない灰色の世界で、その現象を矯正できる唯一のキーが、ユービックという謎のスプレー缶。腐食のエントロピーに立ち向かう主人公の非常に健気な白昼夢の世界を描いた、著者としては、珍しくエンターテイメント性溢れる一冊です。
フィネガンズ・ウェイク / ジェイムズ・ジョイス
インテリっぽく見られたいなら、ぜひ読むふりをするだけでも良し。
「ユリシーズ」で世界的に有名なダブリン出身の作家、ジェイムズ・ジョイスによる晩年の大作。「20世紀文学の極北」「文学の最高傑作」とも言われる作品ですが、所謂ジョイス語と呼ばれるそのあまりに難解な文章に、1ページを読むのに何時間というのもザラ。出だしからして、何が書いてあるのか解からない。終いには数ページで、精根尽き果てて本棚に戻す、の繰り返し。「いつかは、読めるんじゃないか」という希望をこめて、今読めなくても一応は家に置いておきたい一冊。
BOOKセレクター 柏木光二 Profile
1976年 秋田県生まれ。千葉商科大学経済学科卒業 2001年、世田谷区下高井戸にて古書店「バラード堂」オープン。 結婚式のご祝儀を自己資金に見せかけ、融資を得るという荒業に成功。自己資金わずか30万円という、無計画な出店ではあったが、運良く軌道に乗る。2005年に移転のため、閉店。2005年 「有限会社バラード堂」設立。 小学校以来の友人、兼子洋平とともに目黒区中目黒にてカフェ・バー「combine」オープン。 現在に至る。