毎週火曜日[健康医学部] 忘年会シｰズン直前緊急医療企画〜ビジネスマンが知らねばならぬ｢CKD｣〜良医を見分けられる基礎知識も身につく

腎臓は、忠実・有能な部下に似ています。
好きなものを好きなだけ食べたり飲んだりしても、脳がクｰルでいられて、
心臓が鼓動を打ち続けられるのは、全部腎臓が黙ってそのようにお膳立てしてくれているからです。
でも忘年会・新年会の季節は、腎臓に試練が続きます。
腎臓は反抗せず、限界を超えると突然壊れます。壊れるとほとんどの場合元に戻りません。
最良の腹心を万が一にも失うことのないよう、基礎知識を体得しておきましょう。

第1回

12月1日(火) 60分体の中に海がある。超高性能浄化装置｢腎臓｣
腎臓があるのは、生命が海から陸へ上がってくるために必須のことでした。その腎臓が壊れると、一方向は慢性腎不全・透析、もう一方向は脳卒中・心臓発作の心血管疾患が起きやすくなります。今までのようにバリバリと仕事するのが難しくなります。でも、その寸前まで自覚症状がありません。腎臓が壊れた状態をCKDと言います。メタボ以上に覚えて損はない言葉です。

第2回

12月8日(火) 60分血圧をバカにするな。なけりゃ困る、高くても。。。
CKDと最も関係の深い体の状態は高血圧です。人は気合いが入ったり運動をしたりすると血圧が上がります。リラックスすると下がります。何らかの原因で血圧が上がりっぱなしになると血管が傷み硬くなります。結果として、脳卒中、心筋梗塞などの病気になりやすくなります。腎臓も悪くなります。あなたの普段の血圧はいかがですか。実際に測ってみましょう。

第3回

12月9日(水) 60分糖尿病は血管病。血管の塊が、脳、心臓、腎臓。
脳と心臓と腎臓は、その大部分が血管という点でよく似た臓器です。だから腎臓が傷んでいる人は、脳や心臓も傷んでいるのです。血管に悪影響を与えるのが、糖尿病と脂質異常症です。CKDや高血圧と絡まり合って悪循環を起こします。どうしてそうなってしまうのか、どうしたらよいのか、生活上の工夫を考えてみましょう。あなたの健康状態もチェックします。

第4回

12月15日(火) 60分おいしいと健康　両立できる。知っておきたい食事のTips
健康のために人生の楽しみを犠牲にしろというつもりはありません。人生を楽しむために、今の健康を長続きさせましょう。特に大切な食事の工夫を、人間の舌の性質を踏まえ即日実行できるよう具体的実習形式でお教えします。これに、こんなに塩が入ってるの? 逆に減塩でも、こんなに味がするの? と驚くはず。また健康チェックの結果もお知らせします。

講師:木村健二郎 (聖マリアンナ医科大学教授)

聖マリアンナ医科大学病院腎臓病センタｰ長。日本腎臓学会評議員。日本内科学会指導医。日本高血圧学会認定指導医。1974年、東京大学医学部卒業、81年、デンマｰク・コペンハｰゲン大留学の後、東京大学医学部助手、講師を経て、2001年から現職。

講師:小原まみ子 (亀田総合病院腎臓高血圧内科部長)

日本腎臓学会評議員。日本内科学会指導医。米国内科学会上級会員。1989年、金沢大学医学部卒業後、東京大学医学部第一内科に入局。米コロラド大留学を経て、2002年亀田総合病院腎臓内科医長、06年から現職。

コｰス名	[健康医学部] 忘年会シｰズン直前緊急医療企画〜ビジネスマンが知らねばならぬ｢CKD｣〜良医を見分けられる基礎知識も身につく講師:木村健二郎(聖マリアンナ医科大学教授) / 小原まみ子(亀田総合病院腎臓高血圧内科部長) 主催:(株)ロハスメディア/マイラン製薬株式会社
日程	毎週火曜日 am7:30-8:30 全4回 (60分) ※3回目のみ水曜日です。 12月1日(火) 〜 12月15日(火)
学費	全4回 15,000円(税込) お支払方法:銀行振込み
会場	新丸の内ビル 10階｢エコッツェリア｣
定員	30名
お問合せ	お問い合わせはこちら
応募	ご予約受付を終了いたしました。