• my朝を、たのしむ市民大学
  • [2011年 秋学期] 開講!
[2010年 秋学期] 講座
美人学部
毎週金曜日 am7:30-8:30
新東京ビル 1階「丸の内カフェ」

「日本の生活美」講座
  講師:畑正高、辻義一、山口信博、泉二弘明、塚田有一、華雪、長谷川祐子、「一保堂茶舗」スタッフ
  日程:全8回 (60分) 10月8日(金)~11月26日(金)
  学費:30,000円(税込)

「日本の生活美」講座 日本では古くから、暮らしに根ざした様々な場面で習わしやしきたりが生まれ、季節に寄り添いながら大切にしてきた美しい生活様式が数多くあります。

先祖から受け継がれてきたもの、また知っているようで知らなかったもの、現代においても身近なものなど、時代を超えて、様々な視点から、生活の中の日本の美しいものを集めた「日本の生活美」講座です。

便利な世の中ですが、忙しい日々で見過ごしがちな「生活の中の美しさ」に向き合う。そんな朝の時間をじっくりとお楽しみください。
CURRICULUM:カリキュラムのご紹介
  • 第1回
    10月8日(金) 香りと日本人
    講師:畑正高(「松栄堂」主人)
    香が初めて日本の歴史に登場したのは1400年も昔のこと。日本人の繊細な感性が築き上げてきた独自の香りの世界から、四季の移ろいを豊かに感じ、香りで暮らしを彩る楽しさに触れる。

  • 第2回
    10月15日(金) 懐石料理について
    講師:辻義一(赤坂「辻留」主人)
    懐石は、調和に始まり調和に終わる、といってもよいほど、器の色、形から味つけにいたるまで、そのとり合わせに心を砕き、計算された舞台のように美しいもの。懐石料理の老舗のご主人に日本の食文化について学ぶ。

  • 第3回
    10月22日(金) 折形入門編
    講師:山口信博(「グラフィックデザイナー・折形デザイン研究所」主宰)
    折形とは、昔から日本に伝わる包みの礼法。お祝いの際の紙幣包みや、立て替えていただいたお金を返すときの小銭とお札の包み方など、日常生活ですぐ使える折形を通じて、その精神を学ぶ。

  • 第4回
    10月29日(金) きもので磨く
    講師:泉二弘明(「株式会社銀座もとじ」代表取締役社長)
    きものは最高の自分磨き。視線を注がれるという瞳のシャワーは、男性も女性も美しくする。現代の街並みに似合う、きものの着こなしや楽しむシーン、全国各地の職人たちとの顔の見えるものづくりついてのお話。

  • 第5回
    11月5日(金) 再生をねがう
    講師:塚田有一(「有限会社温室」代表/ガーデン・フラワーデザイナー)
    お月見やハロウィンを楽しんだら季節はいよいよ冬に向かう。私たちは季節に応じて、何度も何度も見えないものに向って何かを願ってきた。立冬、十三夜、新嘗祭、クリスマスなどなど、秋から冬の習わしを概観する。

  • 第6回
    11月12日(金) 字を書く。今を見る。
    講師:華雪(書家)
    書とは字を書くこと。今の自分を書き出すこと。漢字という多くの意味を持つ文字に、今の自分を映し、書くという行為を見直す。本講座では、書を通じて、そこから浮かび上がる今の自分を見つめるひとときを過ごす。

  • 第7回
    11月19日(金) アートがあなたを変える-トランスフォーメーション
    講師:長谷川祐子(東京都現代美術館チーフキュレーター、多摩美術大学芸術学科特任教授)
    著書『女の子のための現代アート入門』にふれながら、どのようにアートの森の中に入り、ふれていくのか、をお話しいただく。森の中の旅は、あなたに変容(トランフォーメーション)をもたらすはず。

  • 第8回
    11月26日(金) 抹茶、朝の一服を楽しむ
    講師:「一保堂茶舗」スタッフ
    作法が難しくて...、とためらいがちな抹茶。でも抹茶と茶筌(ちゃせん)さえあれば、簡単に楽しめる。普段使いの器でご自宅やお仕事中のデスクでもいただけるアイデアを京都の老舗、一保堂が紹介する。

講師プロフィール
  • 畑正高
    畑正高
    (「松栄堂」主人)
    昭和29年京都生まれ。大学卒業後、香老舗「松栄堂」に入社。平成10年、同社代表取締役社長に就任。香文化普及発展のため国内外での講演・文化活動にも意欲的に取り組む。
    公式URL:http://www.shoyeido.co.jp/menu.html

  • 辻義一
    辻義一
    (赤坂「辻留」主人)
    昭和8年生まれ。明治時代からの懐石料理の老舗「辻留」の3代目。15歳で料理の道を志し、20歳の時、料理人でもあり芸術家の顔ももつ北大路魯山人のもとで修行をする。 東京・赤坂「辻留」では、料理塾も開いている。
    公式URL:http://www.tsujitome.co.jp/

  • 山口信博
    山口信博
    (「グラフィックデザイナー・折形デザイン研究所」主宰)
    1948年生まれ。グラフィックデザイナー。2002年より折形を研究する場、折形デザイン研究所主宰。俳句結社「澤」同人、俳号方眼子。主な仕事に、『住まい学大系』(住まいの図書館出版局刊)百巻の装丁がある。著書に『新・包結図説』(折形デザイン研究所刊)、『白の消息』、共著『折る、贈る』、『礼のかたち』(すべて、ラトルズ刊)などがある。
    公式URL:http://www.origata.com/

  • 泉二弘明
    泉二弘明
    (「株式会社銀座もとじ」代表取締役社長)
    1949年奄美大島生まれ。1979年に銀座に店舗を開店以来、織や染めに特化した専門店「和織」「和染」の他、和文化の発信基地「ぎゃらりー泉」、業界初となる男の着物専門店「男のきもの」等、専門特化した店づくりを行う。“新しい時代の新しいきもの店”をスローガンに、素材にこだわった顔の見えるものづくりを進めている。
    公式URL:http://www.motoji.co.jp/

  • 塚田有一
    塚田有一
    (「有限会社温室」代表/ガーデン・フラワーデザイナー)
    立教大学卒業後、草月流家元アトリエを経て、1999年株式会社イデー入社。デザイナーとして個人宅のガーデンデザインや植物による空間構成を手がける。2005年有限会社温室を設立。造園や花の活け込みを行うほか、世田谷ものづくり学校にてワークショップの企画、講師としても活躍。また東京大学先端科学技術センターや赤坂氷川神社、さまざまな民間企業とのプロジェクトも進行中。
    公式URL:http://onshitsu.com/about_us.html

  • 華雪
    華雪
    (書家)
    1975年京都生まれ。幼少より通い始めた書道教室で文字と言葉に興味を持ち、書と篆刻(印刻)に親しむ。中国の古典などを学習する傍らで、なぜその字を書くのか、字が書かれる背景を常に自身に問いかけながら創作をはじめる。少字数の漢字による書や近代詩を書いた書、禅語や漢詩を用いた物語性の漂う篆刻作品を軸に、高校在学中の1992年より個展を中心に活動を続ける。
    公式URL:http://www.kasetsu.info/index2.html

  • 長谷川祐子
    長谷川祐子
    (東京都現代美術館チーフキュレーター、多摩美術大学芸術学科特任教授)
    京都大学法学部卒業。東京芸術大学大学院美術研究科修士課程修了。水戸芸術館、世田谷美術館の学芸員、ホイットニー美術館研修(ACC奨学金)、金沢21世紀美術館学芸課長および芸術監督を経て、2006年東京都現代美術館チーフキュレーターに就任。多摩美術大学芸術学科特任教授。2010年第29回サンパウロ・ビエンナーレ・キュレーター、第12回ヴェニス建築ビエンナーレ・アーティスティック・アドバイザーを務める。
    公式URL:http://www.mot-art-museum.jp/

  • 「一保堂茶舗」スタッフ
    「一保堂茶舗」スタッフ
    一保堂茶舗は京都に本店を構える日本茶専門店。穏やかな香りと上品な甘み、まろやかな味わいが特徴の「京銘茶」を扱い、お茶を販売するだけでなく、茶葉の魅力を伝える教室やイベントも開催。
    公式URL:http://www.ippodo-tea.co.jp/

コース名 [美人学部] 「日本の生活美」講座
講師:畑正高、辻義一、山口信博、泉二弘明、塚田有一、華雪、長谷川祐子、「一保堂茶舗」スタッフ
実施:株式会社イデー
日程 毎週金曜日 am7:30-8:30
10月8日(金)~11月26日(金)
学費 全8回 (60分) 30,000円(税込)
お支払方法:銀行振込み
キャンパス 新東京ビル 1階「丸の内カフェ」
定員 30名
持ち物 筆記用具など
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