実りの秋、新米のおいしい季節です。人間は古代から穀物と共に進化してきました。特にニッポンに生まれれば、「お米」は幼少期から当たり前のように食卓に並んでいます。最近は、朝ごはんをパンですませる方も多いようですが、元来お米はニッポン人の心と身体そのものを形成しています。
しかし私たちはお米のことをどのくらい知っているでしょうか?本講座では、おいしいお米の見分け方、正しい研ぎ方や炊き方、お米を食べる作法、お米に合う日本の調味料に至るまで、意外と知らないお米の魅力としっかり向き合います。
日本人として世界に伝えたいお米文化を、座学だけでなく、実際に食べたり、稲刈りを体験することでお米の素晴らしさを実感します。終了時には、あなたもすっかりお米の虜になるはずです。
CURRICULUM:カリキュラムのご紹介
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第1回
10月4日(月) 導入編 「ニッポン人ならやっぱりお米でしょう!」
講師:橋本隆志(八代目儀兵衛)
お米にまつわる一般知識を学ぶ、本講座の導入編。
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第2回
10月16日(土) 【フィールドワーク】「稲刈りとお米の相棒を訪ねる旅」
お米を知るなら、まずは稲刈りから。栃木県芳賀郡を訪ねて、稲刈りを体験し、地の食材を堪能。午後は焼き物のメッカ、益子で、お米をよりおいしくいただくための"My茶碗"をつくる。
※開催日が土曜日となりますのでご注意ください。
※交通費、お昼代は、学費に含まれております。
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第3回
10月18日(月) 「米食の栄養学」
講師:舘野真知子(六本木農園グランシェフ/管理栄養士)
米食の重要性や利点などを、栄養学の面からアプローチして学ぶ。
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第4回
10月26日(火) 「ニッポンの食卓の名傍役・醤油~江戸時代から伝わる蔵で熟成・醗酵させた味」
講師:松本公夫(株式会社松本醤油商店 代表取締役)
ニッポンの食卓には欠かせない醤油。江戸時代から続く木桶で2年間自然醗酵・熟成させるこだわりの醤油蔵、松本醤油商店の醤油づくりを学び、お米とのおいしい関係や、ごはんに合う醤油をつかったレシピなどを紹介。
※開催日が火曜日となりますのでご注意ください。
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第5回
11月1日(月) 「家庭の台所に麹・糀の文化を呼び戻そう!」
講師:浅利妙峰(糀屋本店 女将)
300余年もの間、蔵人たちの手で大切に守り続けて来たお米からつくる米糀を活かし、糀文化を継承しつづける大分県の糀屋本店より、お米の幅広い側面を学びながら、その極意を伺う。
※糀を使った朝ごはんをご用意しますので、ご自身の分の炊いたごはんをお持ちください。
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第6回
11月8日(月) 「世界一の育種技術が生んだニッポンの個性豊かなお米品種」
講師:Jaaたけや(お笑い芸人/元米普及指導員/水田環境鑑定士)
流通するお米の品種は数知れず。五十音に沿ってお米の品種を言えるJaaたけやさんをお招きして、なかなか知る機会がないお米の品種やその特性をたのしく学ぶ。
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第7回
11月15日(月) 「米食のテーブルマナー」
講師:小倉朋子(トータルフードプロデューサー/「食輝塾」主宰/日本箸文化協会代表)
おいしいお米を食べるなら、スマートにいただきたいもの。日本特有の米文化と箸の関係や、美しく見えるお箸の使い方、正しいお椀の持ち方など、食事の流儀を見直す。
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第8回
11月28日(日) 最終章 「利き米~お米の食べ比べ」
全講座を通じて学んだお米にまつわる知識を試す最終回。様々なお米を味わい尽くす。
※開催日が日曜日となりますのでご注意ください。
※キャンパスが異なり、
六本木農園 となりますのでご注意ください。
コース名 |
[食学部] お米マイスタークラス入門編~ニッポン人なら、米を極めろ!~
講師:橋本隆志、舘野真知子、松本公夫、浅利妙峰、Jaaたけや、小倉朋子
実施:(株)umari
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日程 |
毎週月曜日 am7:30-8:30 10月4日(月)~11月28日(日) |
学費 |
全8回 (60分) 38,000円(税込)
お支払方法:銀行振込み |
キャンパス |
東京国際フォーラム 「ごはんミュージアム」 |
定員 |
50名 |
持ち物 |
筆記用具など |
お問合せ |
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