• my朝を、たのしむ市民大学
  • [2011年 秋学期] 開講!
[2011年 夏学期] 講座
環境学部
毎週月曜日 am7:30-8:30
新丸の内ビル 10F 「エコッツェリア」

アーバン木こりクラス~森と身近になる夏~
  講師:三木浩、石崎英治、宇田川裕喜、末松広行、香山由人、小林正明
  日程:全7回(60分) 7月11日(月)~9月12日(月)
  学費:39,000円(税込)

アーバン木こりクラス~森と身近になる夏~ 2004年来のロハスブーム、2009年に急拡大した農業ブームにより私たちの暮らしと環境の関わり方についてのリテラシーは高まりつつあります。また、「森ガール」「山ガール」というコトバが世の中に浸透してきたように自然とのふれあいへの興味は都会的な若い女性にとっての価値化が進んできています。でも、まだまだ私たちはなんとなくしか知らない「木」や「森」。

アーバン木こりクラスは「木」「森」を通して日本の林業のこと、地球環境のことを学びます。知識だけでなく、チェーンソーを使いこなし、華麗に薪割りをして、木質バイオマスを熱く語れる、そんなあたらしい都市生活者を目指すクラスです。

※講師都合により、一部講師を変更することとなりました。これに伴うカリキュラムの変更等はございません。
 本件に関するお問い合わせ先:kikori@asadaigaku.jp

CURRICULUM:カリキュラムのご紹介
  • 第1回
    7月11日(月) 木にふれてみよう(ノコギリで木を倒す練習)
    講師:石崎、三木、宇田川、樋山太一、ハスクバーナ・ゼノア株式会社
    第1回から伐木@丸の内!実は森の中でなくても、木を倒す練習ができる。都会の真ん中で、安全に木を倒せる技術を磨いてから、森に出かけよう。チェーンソーではなく、ノコギリや斧を使った手仕事を学ぶ。

  • 第2回
    7月25日(月) 街と森のつながり〜都会と森の連環〜
    講師:末松広行(林野庁)、石崎、三木、宇田川
    日本人は森の民といわれるように、昔から生活と森は密着していた。しかし、今では他の国と比較しても、とても悲しい状況である。国際森林年の今年、なぜ森が生活に必要なのか、学校では教わらないことを学ぶ。

  • 第3回
    8月1日(月) かしこい森の使い方~おいしく&暖かく~(食&エネルギー)
    講師:石崎、三木、宇田川、小林正明(一般社団法人フォレストック協会)
    森の活用法は木材だけではない。森は食べられるし私たちを暖めてもくれる、いわば大切な隣人であることを学ぶ。バイオマスとか難しい言葉は抜きに、BBQをする感覚でキノコ、山菜、ジビエ、薪炭を学ぶ。

  • 第4回
    8月27日(土) 【フィールドワーク】山梨で木こり体験!チェーンソーで伐採~薪割り・焚き火・ジビエBBQ~
    講師:石崎、三木、宇田川、樋山太一、榊原雅樹
    いよいよ森に入って、伐採体験。カラダ全体で森を学ぶ。薪ストーブで清流コーヒーを沸かし、チェーンソーを学び、伐倒する。富士山の見える露天風呂と、甲州の幸と森のエネルギーで、グリーンBBQを楽しむ回。
    ※開催日が土曜日となりますのでご注意ください。
    ※荒天の場合は8月28日(日)に延期となります。
    ※塩山駅集合・塩山駅解散となります。
    ※塩山駅までの交通費は学費に含まれておりません。
    ※現地での交通費は学費に含まれております。
    ※登山をするような暖かく、歩きやすい服装でお越しください。
    ※詳細につきましては、クラス開始後にお伝えいたします。

  • 第5回
    8月29日(月) 日本の森を守る仕事の話〜針広混交林の育て方〜
    講師:香山由人(山仕事創造舎 代表理事)
    森の大切さをカラダ全体で感じたあとは、どうやって森を守っていくかを、みんなで考えていく。現状の針葉樹の森から、広葉樹が育つ多様な森へ蘇らせていく方法と、多様な森での生物多様性の豊かさを学ぶ。

  • 第6回
    9月5日(月) 森の抱える課題と可能性
    講師:石﨑英治(株式会社クイージ 代表取締役)
    森の抱える課題を様々な角度から考えていく。間伐ができていない現状から、獣害による農作物の被害、そして熊や狼が暮らせるような生態系の保全まで。どうしてこのような状況になったのか、一万年の歴史を振り返る。

  • 第7回
    9月12日(月) 「座談会」森と暮らしていく〜森と社会の共生を求めて〜
    講師:林康裕(NPO法人響 理事長)、追原三恵(緑化事業部長)、中村則仁(プレゼントツリー ディレクター)、水谷伸吉(一般社団法人moreTrees 事務局長)、松本剛(株式会社トビムシ)
    森を活かし、森で生きていく。そのためには?森に関わる活動をしている人たちに集まってもらい、座談会を行う。社会的、経済的な機能面だけでなく、歴史、文化的な価値からも、森との共生のあり方を探る。

講師プロフィール
  • 三木浩
    三木浩
    (アーバン木こりプロジェクト)
    外資系コンサルティング会社を退職後、自然エネルギー普及事業を行うサステナジー(株)を設立。現在の社会構造を持続可能なものに変えていくべく、地域でのエネルギー自給および、里山を活用した食の自給を軸にした地域づくりを地域の方々と協力しながら進めている。 主な活動範囲は、千葉・山梨・長野・伊豆・岡山の森から海まで。

  • 石崎英治
    石崎英治
    (株式会社クイージ 代表取締役/エゾシカフェ 店主)
    北海道大学、同大学院にて、森林管理保全学を学ぶ。卒業後、日本総研を経て、2010年株式会社クイージ設立。同社にて北海道のエゾシカ被害を「おいしく」解決するべく、エゾシカ肉の有効活用に取り組む。

  • 宇田川裕喜
    宇田川裕喜
    (PRプランナー/5R生活総研 共同代表)
    持続可能な社会の実現をめざすPRプランナー。学生時代に企業の環境活動に深く興味をもち、環境雑誌の取材活動に参加。PR会社で製品、人物、企業イメージ、CSR、官公庁などのPR/コミュニケーション業務に携わったのちBAUM PR設立。ソーシャルな事柄のPRやクリエイティブ施策に従事。丸の内朝大学ではPR戦略とクリエイティブディレクションおよび講座企画を担当。5R生活総研共同代表。

  • 末松広行
    末松広行
    (林野庁林政部長/東京農業大学客員教授)
    東京大学法学部卒、総理官邸内閣参事官(農産物輸出戦略/食育)、農林水産省大臣官房 環境政策課長(バイオマス・ニッポン)、食料安全保障課長(食料安全保障、食料自給率)、政策課長(食料・農業・農村基本法)などを歴任し現在に至る。

  • 香山由人
    香山由人
    (林業家)
    山村での暮らし方として農林業を志向。平成 12年、仲間とともに企業組合「山仕事創造舎」を設立。長野県林業士。大北林研グループ会長。県林業士会大北支部長。県林政協議会評議委員。県森林保全条例検討委員。

  • 小林正明
    小林正明
    (一般社団法人フォレストック協会 副理事長)
    1960年東京都生まれ。フランスのNGO団体に参加し、ザイール、タイで井戸採掘を行う。学習院大学卒業後、25年間金融業界にて融資・投資・企業再生分野に従事。2010年2月に設立されたフォレストック協会に参加し、林業再生のための整備資金が都市から森林へ循環する仕組みの運営管理に従事し、認定制度を広げるため活動中。

コース名 [環境学部] アーバン木こりクラス~森と身近になる夏~
講師:三木浩、石崎英治、宇田川裕喜、末松広行、香山由人、小林正明
実施:アーバン木こりプロジェクト、BAUM PR
日程 毎週月曜日 am7:30-8:30
7月11日(月)~9月12日(月)
学費 全7回(60分) 39,000円(税込)
お支払方法:銀行振込み
キャンパス 新丸の内ビル 10F 「エコッツェリア」
定員 36名
持ち物 筆記用具など
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