[寅さん学部] いつも心に寅さんを！クラス～｢今、幸せかい。｣寅さんに学ぶ、幸せな生き方～

[2011年秋学期] 講座

AM7:30-8:30

新丸の内ビル9F ｢コンファレンススクエア902｣他

いつも心に寅さんを！クラス～｢今、幸せかい。｣寅さんに学ぶ、幸せな生き方～

　　講師：鈴木敏夫、古田秘馬、井亀真紀、吉良咲也、山田洋次
　　日程：全6回(60分)　11月14日(月)～12月9日(金) ※及び12月13日(火) 山田洋次監督特別講演
　　学費：32,000円(税込)

急劇に変わりゆく世界的な経済状況や東日本大震災...私たちを取り巻く環境や私たちの価値観も日に日に複雑になりつつある今、被災地での上映会リクエストが相次いだり、TVでの一挙放送、そして女性ファッション誌での大特集まで、映画『男はつらいよ』が様々な方面でブームとなっています。

誕生から40年を超える"寅さん"の生き様が、今改めて若い世代に注目される理由とは?

本講座では、山田洋次監督のスタッフ・鈴木敏夫助監督をメイン講師に迎え、様々な分野で活躍する寅さんファンをゲストに招き、寅さんの魅力や、仕事・人生に活かしていることなどを伺いながら、私達が今、どう生きることが幸せかというテーマを探ります。

受講生は、今年でデビュー50周年を迎える山田洋次監督の特別講演への特別参加付き。また、"寅さん"を観たことのない方も受講いただけます。

CURRICULUM：カリキュラムのご紹介

第1回

11月14日(月)　『男はつらいよ』ってどんな映画?
講師：鈴木敏夫
1969年の第1作公開から26年間でシリーズ48作というギネス記録にも認定された国民映画『男はつらいよ』を、初めて観る方にも分かりやすくキャラクター、ストーリー等を解説する。
※キャンパスが新丸の内ビル10F ｢エコッツェリア｣になりますのでご注意ください。
第2回

11月21日(月)　なぜ社会に"寅さん"が必要なのか?
講師：古田秘馬、鈴木敏夫
いつもトラブルを引き起こす寅さんは、実は家族・地域の中心となり、コミュニティを豊かにする。人と人とのつながりを軸に地域づくりに取り組む古田氏を招き、合理性を追求する現代と対比しながら議論を深める。
第3回

11月25日(金)　自然体と粋を両立させる寅さんスタイルの秘訣とは
講師：井亀真紀、鈴木敏夫
気ままに生きながら、ときにハッとするかっこよさを見せる寅さんの魅力を、セリフ、仕草、ファッションの観点から探る。今夏に本作の大特集を組んだ女性誌「Domani」井亀編集長を招き、寅さんスタイルの極意を紐解く。
※キャンパスが丸の内仲通りビル1F「RESTAURANT CAFE' GARB」になりますのでご注意ください。
第4回

12月2日(金)　人を通じて、風土を感じる。寅さん流、旅の楽しみ方
講師：吉良咲也、鈴木敏夫
スケジュールに縛られず、着の身着のまま、旅先での一期一会を楽しむ寅さん。シリーズ全ロケ地を取材したTV番組「寅さん旅のあと」を制作した吉良ディレクターを迎え、古くて新しい旅の楽しみ方を提案する。
第5回

12月4日(日)　【フィールドワーク】日本人の心のふるさと葛飾・柴又を歩く
講師：鈴木敏夫
寅さんの、そして日本人の心のふるさとである葛飾区柴又を訪れる。柴又帝釈天、寅さん記念館、撮影時に監督・キャストが利用した高木屋老舗ほか、参道の風景や人々に触れ、作品の世界観を肌で感じる。
※開催日が日曜日となりますのでご注意ください。

※現地集合、現地解散となります。
※交通費、飲食費は学費に含まれておりません。
第6回

12月9日(金)　ディスカッション『男はつらいよ』を現代に活かす
講師：鈴木敏夫
講座の総まとめとして、作品を観て感じたこと・学んだことを、どのような形で現代にアレンジできるかについて、受講生同士で議論する。
特別
講演

12月13日(火) 19:30～※予定　【特別講演】山田洋次監督特別講演
講師：山田洋次、鈴木敏夫
「今、幸せかい?」現代社会が失いつつある『男はつらいよ』の世界観・幸せを、山田監督と鈴木氏のトークショー形式で語る。受講生が授業の最終回で考えたアレンジ方法も紹介する。

※キャンパスが新丸の内ビル9F ｢コンファレンススクエア901｣になりますのでご注意ください。
※19:30開始予定となりますのでご注意ください。

※定員100名。寅さんクラス受講者は学費に含まれております。

＜寅さんクラス受講者以外の方も、受講可能！！＞
ご予約は、11月15日(火) 正午12:30に受付を開始いたします。
詳細、ご予約はこちらから。
>> 【特別講演】いつも心に寅さんをクラス山田洋次監督特別講演～｢今、幸せかい。｣寅さんに学ぶ、幸せな生き方～

鈴木敏夫
(山田洋次監督スタッフ助監督、脚本家)
1970年に松竹入社。『男はつらいよ望郷篇』『釣りバカ日誌』シリーズの助監督を務める一方、『サラリーマン専科』シリーズ等の脚本も執筆。96年には松竹シナリオ研究所所長に就き、退社後も早稲田大学川口芸術学校で教鞭をとった。『男はつらいよ』DVDボックスの特典映像制作、歌舞伎「文七元結」、新派「麥秋」では演出補佐を務めながら、山田監督作品『母べえ』『おとうと』の助監督を務める。
『男はつらいよ』公式ホームページ：http://www.tora-san.jp/
古田秘馬
(プロジェクトデザイナー/株式会社umari代表)
東京都生まれ。慶応大学中退。2000年に渡米、NYでコンサルティング会社を設立。02年に帰国。山梨県･八ヶ岳南麓｢日本一の朝プロジェクト｣、東京・丸の内｢丸の内朝大学｣など、数多くの地域プロデュース･企業ブランディングなどを手がけ、寅さんのように全国各地を訪れている。09年、農業実験レストラン｢六本木農園｣を開店。11年7月、つまめる食材屋｢七里ヶ浜商店｣を開業。『男はつらいよ』の大ファンの一人。
井亀真紀
(女性誌『Domani』編集長)
大阪生まれ、広島育ち。1991年に出版社・小学館に入社。『プチセブン』『CanCam』『Oggi』の女性誌編集を経て、現在『Domani』編集長。30代の働く女性をターゲットに、日本の女性の“かっこいい”って何だろう?を追究する。
吉良咲也
(映像ディレクター)
1999年松竹撮影所入社。TV番組のディレクターを務めながら、滝田洋二郎監督『壬生義士伝』等のメイキング制作に携わる。CS放送「衛星劇場」での『男はつらいよ』一挙放送に際して全作品のロケ地を追ったミニ番組「寅さん旅のあと」を担当、全国45都道府県を訪ねる(現在発売中の「男はつらいよDVDマガジン」(講談社)にも毎号収録)。なお、『釣りバカ日誌』のロケ地番組も手掛ける等、旅と映画について縁が深い。
山田洋次
(映画監督)
1931年生まれ、大阪府出身。54年東京大学卒業後、松竹入社。61年『二階の他人』で監督デビュー。69年に『男はつらいよ』シリーズを開始、以降48作にわたる国民的映画シリーズとなる。代表作に『幸福の黄色いハンカチ』(77年)、『たそがれ清兵衛』(02年)他多数。10年には『おとうと』でベルリン国際映画祭にて「ベルリナーレ・カメラ」(特別功労賞)を受賞。

コース名	[寅さん学部] いつも心に寅さんを！クラス～｢今、幸せかい。｣寅さんに学ぶ、幸せな生き方～講師：鈴木敏夫、古田秘馬、井亀真紀、吉良咲也、山田洋次実施：松竹株式会社
日程	AM7:30-8:30 11月14日(月)～12月9日(金) ※及び12月13日(火) 山田洋次監督特別講演
学費	全6回(60分)　32,000円(税込) ※このコースの受講者は、12月13日(火)開催の山田監督特別講演に無料で参加できます。お支払方法:銀行振込み
キャンパス	新丸の内ビル9F ｢コンファレンススクエア902｣他
定員	40名
持ち物	筆記用具など
お問合せ	お問い合わせはこちらからお願いいたします。
応募	ご予約受付を終了いたしました。沢山のご予約ありがとうございました。

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