• my朝を、たのしむ市民大学
  • [2011年 秋学期] 開講!
[2010年 春学期] 講座
食学部
毎週月曜日 am7:15-8:15
新丸の内ビル 9階「コンファレンススクエア 901」

農業クラス~食の基本は農にあり~
  講師:宮治勇輔、脇坂真吏、秋葉秀央、荻原昌真、久松達央、笠原秀樹、実川勝之
  日程:全8回 (60分) 番外編2回 4月26日(月)~6月27日(日)
  学費:38,000円(税込)

農業クラス~食の基本は農にあり~ 農家のこせがれネットワークの若手農家による、食や農業に関心のある意識の高いビジネスパーソンやOLのための農業クラス。本当の日本の食事情から、リアルな農業話まで、普段はあまり気にせずに食材を選んだり、外食の多い方が、この講座を通じて農家の顔の見える食材を食べたいと思ってもらえるような内容です。

毎回、ゲストの若手農家を招いて、農業を始めた経緯、農業ってちゃんと稼げるのかしら、地域との付き合いって大変そうだけど、農業の魅力、一日のスケジュール、おいしいものの見分け方、農薬について、オーガニックについて、食品偽装の問題について、農家とお友達になるとどんないいことがあるか、東京勤務と実家の農業暮らしメリットデメリットなど盛りだくさんの内容です。

田んぼで収穫体験や、農場でのバーベキューなどのフィールドワークも!

<朝大学クラス委員BLOGにて、講座レポート更新中!> >> 朝大学クラス委員BLOG

CURRICULUM:カリキュラムのご紹介
  • 第1回
    4月26日(月) オリエンテーション~一次産業は、かっこよくて・感動があって・稼げる3K産業~
    講師:宮治勇輔・脇坂真吏
    初回の講義では、我々農家のこせがれネットワークについての概要と農業界への想いをお話させて頂き、本講座を受けることで身につけられること、農業界の現状についてなど、農業クラスの概論を中心にお話させて頂きます。

  • 第2回
    5月10日(月) 一次産業は6K産業?~農業の仕組み~
    講師:脇坂真吏
    日本農業とは一体何か?各農家の講義やフィールドワークに行く前に、今日本農業界はどうなっているのか?流通の仕組みを中心に、農家の実情やJAの機能、農業における問題点などを、難しい話にならないように分かりやすく伝えていきます。

  • 第3回
    5月15日(土) 現場に行けば何かがわかる~農業の原点を知る田植え体験~ (フィールドワーク)
    講師:秋葉秀央
    日本の農業の原点である稲作。座学ではなく実際に田植え体験をすることで、人間と自然の関わり合いと農業と食の関係を深く認識します。東京から千葉の九十九里方面へ、受講生みんなで楽しくバスで移動します。
    ※開催日が土曜日となります。ご注意ください。

  • 第4回
    5月17日(月) 本当に有機がいいの?有機農家さんに聞いてみよう
    講師:久松達央
    一般的に「安全な食品を提供するのが有機農業」と思われていますが、畑の生き物のしくみを生かし、元気な野菜を育てることが本質です。無農薬はそのための手段に過ぎません。栽培面だけでなく、販売・経営面からの視点も含めて、有機農業の現場をリアルに報告します。

  • 番外編1
    5月23日(日) 食べて納得、みやじ豚バーベキュー~みやじ豚の取り組み~
    講師:宮治勇輔
    受講生同士の横の繋がりを深めるために、懇親会としておいしいみやじ豚のバーベキューをご用意しています。バーベキューを体感しながら話を聞き、みやじ豚のマーケティングとブランディングの秘密に迫ります。
    ※BBQ費用は学費に含まれています。
    ※開催日が日曜日となります。ご注意ください。

  • 第5回
    5月31日(月) こせがれ果樹農家に学ぶ、果樹農家の一年
    講師:実川勝之
    収穫時期が短い果物。その果物をつくる果樹農家は一年間でどんな仕事をしているのでしょうか?普段は知ることが出来ない、果樹農家の一年を、実家が農家でありながら、一度パティシエの道へ。そして今では梨の生産に情熱を燃やしている若手果樹農家の実川氏に果樹農家の仕事内容や生産に対してのパティシエならではのこだわりなどを伺います。

  • 第6回
    6月7日(月) 若手農家によるパーマカルチャーへの取り組み
    講師:笠原秀樹
    有畜複合小規模循環型家族経営農場(パーマカルチャー)というスタイルで、少量多品目野菜の有機栽培と平飼い養鶏を営んでいます。授業ではパーマカルチャーについても含め、新規就農をするに至った経緯や、パーマカルチャーを選んだ経緯、就農を実際にしてからの手順などといった部分のリアルなお話をさせて頂きます。

  • 第7回
    6月14日(月) 課題製作
    受講生は早い段階でチームに分かれて課題の製作に取りかかります。この回では、これまでまとめてきた内容についてもう一度チームで議論し、最終回の課題発表会に向けての方向性を確認いたします。

  • 第8回
    6月21日(月) 日本の稲作と農業の法人経営を学ぶ
    講師:荻原昌真
    農業の屋台骨と日本の主食を支える稲作農業。長野県で稲作を中心とした法人経営を営む講師から、日本の稲作農業の実態と、農業における法人経営の特徴と課題について話を伺います。

  • 番外編2
    6月27日(日) 最終プレゼンテーションと懇親会~課題発表~
    最終回の番外編では、各チームから課題の発表を行います。この期間で学んできた農業について、自分の立ち位置からどのように関われるか、それぞれのチームから農業への新たな提案をして頂きます。優れた発表をしたチームには特典があります。発表会が終われば懇親会となり、楽しかった農業クラスを締めくくります。
    ※懇親会には実費がかかります。
    ※開催日が日曜日となります。ご注意ください。

講師プロフィール
  • 宮治勇輔
    宮治勇輔
    株式会社みやじ豚 代表取締役社長 / 特定非営利活動法人 農家のこせがれネットワーク 代表理事 CEO。慶應義塾大学総合政策学部卒業後、株式会社パソナに入社。複数の新規プロジェクト立ち上げに従事して退職。実家に戻り養豚業を継ぐ。2006年に株式会社みやじ豚を設立。独自のBBQマーケティングにより2年で神奈川県のトップブランドに育てる。2008 年農林水産大臣賞を受賞。新たな取り組みとして日本農業変革のために農家のこせがれネットワークを設立。一次産業をかっこよくて・感動があって・稼げる3K産業にするために活動中。

  • 脇坂真吏
    脇坂真吏
    株式会社NOPPO 代表取締役 / 特定非営利活動法人 農家のこせがれネットワーク 理事COO。東京農業大学在学中に全国の農家に研修・調査などに行く。同時にベンチャー企業で「野菜ソムリエの店Ef:(エフ)」の立ち上げに 参画。店長などを務める。その後、若い人材が必要な農業界と農業 に興味を抱く若者の出会いの場を創る為、2006年3月株式会社 NOPPOを設立。都内でのセミナーや講演会などイベント事業を軸に、農地での現地視察や研修、農業経営体験プログラム 「TeamLAP」などを展開。

  • 秋葉秀央
    秋葉秀央
    特定非営利活動法人TINA 理事長/株式会社なんじゃもんじゃリゾート取締役 / 特定非営利活動法人 農家のこせがれネットワーク 理事。大学4年次にITベンチャーの立ち上げに携わる。卒業後 「農家の営業マン」を目指し、「おこめナビ」を立ち上げ独立。2003年12月NPO法人TINA(東京都)を設立し理事長となる。2004年より現在の本局がある千葉県山武郡横芝光町にて、農業体験「田舎日記」を企画し、年間800人程度の受入を行っている。2007年より千葉県に本局を移転し、九十九里まちづくり事業部とFDI事業部を新設。経済産業省「にっぽんe物産市プロジェクト・千葉県/九十九里・銚子エリア事業採択」など、九十九里/銚子エリアの「農と観光」を中心にしたまちづくりにも取り組む。

  • 荻原昌真
    荻原昌真
    有限会社信州ファーム荻原農場長。1979年長野県生まれ。父が代表を務める信州ファーム荻原に入社。長野県東御市を中心に60haの農場を管理する農場長。現場の農作業だけでなく、営業や商品開発など幅広く業務をこなす。販売面を統括し、父親と意見を戦わせつつ顧客満足を意識した体制へと移行。大手百貨店、東京のレストランへも販路を拡大する。農業界の活性化にも力を注ぎ、全国農業青年クラブ連絡協議会会長、若者向け農業雑誌「Agrizm(アグリズム)」編集長を務める。

  • 久松達央
    久松達央
    1970年茨城県生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業後、総合商社に入社。田舎暮らしへの漠然とした憧れから脱サラ就農を目指す。受け入れ自治体の担当者から「農業は夫婦でするもの」と言われたことに強い違和感を覚え、「一人農業」の確立を目指して営農を開始する。旬の無農薬野菜の詰め合わせ消費者食販を中心に小規模有機農業で食っていく方法を模索する。現在では、3haの畑から年間50品目の有機野菜を生産し、全量直販で販売している。
    > 畑からの風だより

  • 笠原秀樹
    笠原秀樹
    東京農業大学卒業後、アメリカ農業実習に参加するが、大規模経営に疑問を持ち帰国。造園会社でベルギー人のリーダーのもとガーデンデザイナーとして働く。そこで植物の視点に立ったものの見方を学ぶと共に、パーマカルチャーと出会い、ニュージランドに3か月間WWOOFing。帰国後、ニュージーランドの夢のような生活が日本でも出来ないかと模索している中、有機農業に出会う。環境イベントで知り合った妻と結婚後、夫婦で栃木の有機農家に住込みで一年間研修。2003年実家のある流山で就農。

  • 実川勝之
    実川勝之
    専門学校在学中からケーキ作りに興味を持ち県内の洋菓子店へ修行に行く。卒業後株式会社[シューベルト]に入社しパティシエとして日々没頭する。その後父のケガがキッカケで志半ばにてパティシエの道を諦め就農を決意。だが市場での価格低迷が続き脱却すべく梨の直売をメインとした販売促進型農業への転道。2007年より中国江蘇省南京市での農業指導や中国江西省からの視察受け入れなど交流を持つ。現在多品種栽培と独自商品加工品の開発に努めお客様に「より高い満足を提供する梨マイスター」を目指している。

コース名 [食学部] 農業クラス~食の基本は農にあり~
講師:宮治勇輔、脇坂真吏、秋葉秀央、荻原昌真、久松達央、笠原秀樹、実川勝之
実施:特定非営利活動法人 農家のこせがれネットワーク 
日程 毎週月曜日 am7:15-8:15
4月26日(月)~6月27日(日)
学費 全8回 (60分) 番外編2回 38,000円(税込)
※番外編2の懇親会は別途実費がかかります。
お支払方法:銀行振込み
キャンパス 新丸の内ビル 9階「コンファレンススクエア 901」
定員 60名
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