• my朝を、たのしむ市民大学
  • [2011年 秋学期] 開講!
[2010年 夏学期] 講座
伝統学部
毎週火曜日 am7:15-8:15
新丸の内ビル 9階「コンファレンススクエア 902」ほか

暮らしに祭を!日本人の心を学ぶ祭クラス
  講師:後藤健市、冨澤武幸、岸川雅範、西居豊、中島淳、木戸寛孝
  日程:全8回 (60分) 番外編1回 7月29日(木)~9月28日(火)
  学費:38,000円(税込)

暮らしに祭を!日本人の心を学ぶ祭クラス 古来より祭は、八百万の神々に五穀豊穣を感謝したり、無病息災などを願う行為でした。「祭囃子を聞くと血が騒ぐ」という言葉があるように、日本人には祭の血が潜在していると言えるでしょう。

本講座では祭が地元のものだけでなく、参加したいという想いのあるすべての人のものであるという考えから、日本全国に数ある祭を通して、各地の祭人による「祭の楽しみ方」を学びます。歴史や背景から、お囃子の意味、地元の人でないと知ることができない情報などを、幅広くお伝えします。また、フィールドワークを通して高円寺で行われる「高円寺・阿波踊り」にスタッフとして参加し、一般参加では体験できない祭の裏側を体験します!

自分にあった祭に深く関わり、「マイ祭」として自分の暮らしの中に組み込むことで、新たな発見があるかもしれません。祭の熱く燃え滾るパワーを吸収し、日々の生活に活かしていきましょう!
CURRICULUM:カリキュラムのご紹介
  • 第1回
    7月29日(木) 【導入講座】祭の楽しみ方、各地にもたらす祭の効果
    講師:後藤健市
    祭は特別なものではなく、誰もが自由に参加できるもの。祭を生活に取り入れれば、いかに豊かな暮らしになるかを学ぶ。自分のお気に入りの祭を持っていないひとも、祭に気軽に参加できるようになるポイントを紹介。
    ※開催日が木曜日となりますので、ご注意ください。

  • 番外編
    8月3日(火) 【懇親会】にっぽんの郷土料理を頂きながら、にっぽんの祭について熱く語り合う
    受講生同士の繋がりを深めるために、懇親会を実施。自分の郷土の祭、お気に入りの祭、参加したことのある祭について発表し、同じ祭を愛するメンバーと熱く語り合う。
    ※開催時間は19:00~ 東京駅周辺を予定しています。
    ※受講料とは別に実費がかかります。

  • 第2回
    8月10日(火) 高円寺・阿波踊り(東京)、踊る阿呆に見る阿呆、同じ阿呆なら踊らな損損
    講師:冨澤武幸
    阿波踊りは約400年の歴史を誇る徳島郷土芸能。その伝統の祭を約50年前に、戦後間もない東京で始めた人々がいた。高円寺に息づく徳島の伝統と東京の情熱が融合した阿波踊りを学ぶ。

  • 第3回
    8月17日(火) 地域の隠れた祭に参加するには?オープンにされない全国各地の集落祭
    講師:中島淳
    全国の集落には、近隣区域にも知られていない独自のルーツに基づいた祭が多数ある。しかし、そういった祭にこそ長い年月をかけて培われた歴史や文化がある。その特殊な集落祭について東京近郊エリアを中心に紹介。

  • 第4回
    8月28日(土)、29日(日) 高円寺・阿波踊り(東京)、祭の裏側を知る実践編。祭を120%楽しむために!
    講師:冨澤武幸
    祭の本当の楽しさを体感するために、実際の高円寺阿波おどりにスタッフとして参加!祭の裏側(観客誘導、ゴミ拾い、ボランティアスタッフ会議)に参加!「マイ祭」を持つ喜び・楽しみをここで体感する。
    ※開催日が土・日曜日となりますのでご注意ください。

  • 第5回
    8月31日(火)  だんじり(大阪)、泉州けんか祭。ケヤキの神が五穀豊穣に祈りをささげる
    講師:西居豊
    大阪岸和田を発祥とするだんじり祭。重さ4トンのだんじりが猛スピードで街を疾走する姿は圧巻。岸和田城主のひと言で始まっただんじり祭は、大阪祭文化の代表格。泉州の男たちがつむぐ、祭に対する熱き想いを学ぶ。

  • 第6回
    9月7日(火) 神田祭(東京)、江戸総鎮守の天下祭 担ぎ手の心が1つになる瞬間とは?
    講師:岸川雅範
    神田神社で行われる祭。山王祭、深川八幡祭と並んで江戸三大祭、また、日本の三大祭のひとつとされる。江戸総鎮守 神田大名神として江戸の街を守り続けている「神田祭」の歴史・伝統を学ぶ。

  • 第7回
    9月14日(火) YOSAKOIソーラン祭(全国)、伝統が現代に息づく祭
    伝統が形を変え、今に息づいている祭といえばYOSAKOIソーラン祭。北海道のYOSAKOIソーラン祭をはじめ日本各地で行われているこの祭がなぜこれだけ多くの人に愛されるのか?その歴史や背景などを学ぶ。
    ※会場が、新丸の内ビル 9階「コンファレンススクエア901」になります。ご注意ください。

  • 第8回
    9月28日(火) 祭がもつ「つなぐ」という重要な役割とは?
    講師:木戸寛孝
    元々日本における祭には、様々なものを「つなぐ」という目的がある。神と人、人と人、街と村、心と身体に、男と女。過去、現代における祭の意味を紐解き、真の祭の姿を考える。
    ※会場が、新丸の内ビル 9階「コンファレンススクエア901」になります。ご注意ください。

講師プロフィール
  • 後藤健市
    後藤健市
    (LLC場所文化機構 代表)
    1959年帯広市生まれ。高校卒業後に地元を離れ、札幌、東京、米国を経て26歳で帯広に戻り、まちづくりの活動に関わる。賑やかなことが大好きで、子供の頃から祭があると血が騒ぎ、観るだけではなく、踊る、担ぐ、売る、仕掛けるなど、さまざまな立場で参加し続けている。地元で取り組んだ「北の屋台」プロジェクトでは「祭の賑やかさを日常に」を軸に据え、全国を回りながら地域における“祭”の価値を考え続けている。

  • 冨澤武幸
    冨澤武幸
    (NPO法人東京高円寺阿波おどり振興協会 理事)
    1958年高円寺の商店街に生まれる。幼少期より両親が参加していた高円寺阿波おどりに連れて行かれては、幾度となく逃走を試みる。小学5年生で阿波おどりに復帰。大学卒業後本格的に活動開始。1982年「飛鳥連」の連長代理、1994年連長に就任。1999年より東京阿波踊り振興協会及び実行委員会で実務を担当。2006年NPO法人東京高円寺阿波おどり振興協会を立ち上げ、現在は同協会の理事兼広報担当部長を務める。

  • 岸川雅範
    岸川雅範
    (江戸総鎮守神田明神 権禰宜)
    1974年生まれ。國學院大學卒業後、同大学院に進み神道学を研究。専門は近世近代神道史・神社史。東京・神田神社(神田明神)とその祭礼・神田祭を中心に、江戸東京における神社、祭礼の変遷等を研究。2004年、東京・神田神社に奉職し権禰宜を拝命、資料館・広報担当として現在に至る。神田祭の担ぎ手の熱気を祭の背景と共に語る。國學院大學研究開発推進機構伝統文化リサーチセンター共同研究員。

  • 西居豊
    西居豊
    (合同会社五穀豊穣 代表)
    大阪府堺市生まれ。幼少期よりだんじり祭に参加し、祭に魅せられる。大学卒業後、株式会社マインドシェアに入社。様々な業界業種のイベント、PR、プロモーションの企画を担当。2009年2月より農林水産省「田舎で働き隊!事業」を担当。地域活性・農業活性に感銘を受け、地域活性化コンサルティング会社、合同会社五穀豊穣を設立。地域に携わる中、地域における祭の重要性を再認識。全国各地の祭を渡り歩く根っからの祭人。

  • 中島淳
    中島淳
    (株式会社カルチャーアットフォーシーズンズ 代表取締役)
    神戸市東灘区生まれ。北海道大学農学部卒業。1988年株式会社リクルート入社。民間シンクタンクを経て、2001年地域活性化コンサルティング会社、株式会社カルチャーアットフォーシーズンス設立。仕事を通じて全国のマチムラを巡り、地域活性化に取り組む。地元である神戸市においてだんじり祭を続ける経験から、各地にある消えゆく寸前の伝統ある祭を守るためにも活動する。年中祭を想う祭人。

  • 木戸寛孝
    木戸寛孝
    1969年生まれ。慶応大学法学部卒業後(株)電通に入社。1999年に退社し、千葉県香取市で4年間農業に従事。2003年には国際NGO・World Federalist Movement of Japanの事務局次長として、オランダ・ハーグに常設された国際刑事裁判所(ICC)に日本政府が加盟するためのロビー活動を行い、2007年に加盟。同年よりCARE-WAVE実行委員会のチーフ・ディレクターを務める。

コース名 [伝統学部] 暮らしに祭を!日本人の心を学ぶ祭クラス
講師:後藤健市、冨澤武幸、岸川雅範、西居豊、中島淳、木戸寛孝
実施:合同会社五穀豊穣
日程 毎週火曜日 am7:15-8:15
7月29日(木)~9月28日(火)
学費 全8回 (60分) 番外編1回 38,000円(税込)
お支払方法:銀行振込み
キャンパス 新丸の内ビル 9階「コンファレンススクエア 902」ほか
定員 30名
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