旅館を継ごうクラス
長野からはじめる事業承継の第一歩
研究室
地域
”未来の跡継ぎ求む!”このクラスは、全国2位の温泉地数を誇る「長野県」を舞台に、宿泊施設の「後継者不足と廃業」という課題に、本気で取り組みたい方を求めています。そのためにも、基本と実践が必要。授業では、旅館経営や仕組みづくりなど各方面で実績のある講師の経験談をはじめ、町や旅館が事業承継でどのような課題を抱え、どのような視点が大切なのかを学び、フィールドワークで実際に湯田中温泉を訪れ、仮想の旅館を題材にした事業プランを作成します!いずれ、「宿泊・観光事業に携わりたい」「事業承継をして経営したい」という意欲のある方、まずは、長野からその一歩を踏み出してみませんか?
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第1回
10月4日 (金)
長野県から学ぶ観光業の現状と課題講師:中尾大介
温泉地やスキー場が豊富な長野県。観光の多様化の中で、その魅力となる地域資源をいかに支え続けるか。事業者が抱える課題に理解を深める。
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第2回
10月11日 (金)
事業承継と旅館経営の可能性講師:井門隆夫
「事業承継」について、温泉地を中心とした具体的な事例を交えて学び、宿泊業の経営にどのような可能性があるかを考える。
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第3回
10月18日 (金)
地域で育てる若手経営者講師:岡嘉紀
地域の事業を新しい担い手に引き継ぎながら、地域の活性化が続く仕組みを作るにはどうすれば良いか。 “スノーモンキー”が外国人に人気の山ノ内町における観光まちづくり会社の経営や信州各地の観光地への投資を行なっている講師から、経営者人材の育成について学ぶ。
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第4回
10月19日 (土) ~ 10月20日 (日)
【フィールドワーク】湯田中温泉で考える事業承継プラン講師:中尾大介
昭和の風情が残る温泉地「湯田中温泉」をまちあるきしながら、宿泊事業者から経営の現状等リアルな声を聞き、仮想の旅館等について、グループで事業承継プランを考える。
- 土・日曜日の1泊2日開催。
- 湯田中駅集合(10/19(土)13:30)・湯田中駅解散(10/20(日)13:30)予定。
- 荒天の場合は、10/26(土)~27(日)に順延。一部内容を変更し実施いたします。
- 現地での宿泊費・食事代(10/19夕食・10/20朝食・昼食)はかかりません(宿泊は相部屋となります)。
- 現地までの交通費は学費に含まれていません。
- 詳細はクラス内にてご案内します。
※土・日曜日の1泊2日開催。 ※湯田中駅集合(10/19(土)13:30)・湯田中駅解散(10/20(日)13:30)予定。 ※荒天の場合は、10/26(土)~27(日)に順延。一部内容を変更し実施いたします。 ※現地での宿泊費・食事代(10/19夕食・10/20朝食・昼食)はかかりません(宿泊は相部屋となります)。 ※現地までの交通費は学費に含まれていません。 ※詳細はクラス内にてご案内します。
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第5回
10月25日 (金)
資金調達・資金繰りの第一歩講師:中尾大介
旅館等の開業や事業承継に必要不可欠な資金調達や資金繰り。長野県の「八十二銀行」本部で観光活性化や旅館等再生案件にも関与する講師から、地域の実情を踏まえた「資金」に関する基礎を学ぶ。
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第6回
11月1日 (金)
老舗旅館の再生から学ぶ事業承継の心得講師:斎藤宗治
倒産した老舗旅館は、どのように復活を遂げたのか。実家の旅館を引き継ぐ上で直面した課題や、再生までの道のりから、事業承継する上での心構えを学ぶ。
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第7回
11月8日 (金)
世界を見据えた「マウンテンリゾート」講師:和田寛
世界中からスキー客の集まる長野県白馬村の大自然で、季節を問わず様々なアクティビティが堪能できる「マウンテンリゾート」。講師が取り組む世界を見据えたリゾート開発戦略を通して、長野から世界を狙うホテル、旅館づくりを考える。
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第8回
11月15日 (金)
長野からはじめる事業プラン発表会講師:中尾大介
「後継者不足と廃業」という課題の解決策の一つとして、グループで事前に考えた「事業承継プラン」を発表。アイデアを共有することで、実際の事業承継へのイメージを膨らませる。
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講師紹介
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中尾大介
株式会社WAKUWAKUやまのうち監査役
1993年八十二銀行(長野市)に入行し、法人営業等を担当。2010年アルピコホールディングス(株)(松本市)へ3年間出向。2013年より融資部にて企業の経営改善支援や旅館・ホテルを担当。観光活性化プロジェクトを担当する中で、2014年「WAKUWAKUやまのうち」の設立をリード。(株)WAKUWAKUやまのうちの監査役も務め、長野県内の観光・地域活性化案件に従事する。
https://wakuwaku-yamanouchi.com/
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井門隆夫
高崎経済大学地域政策学部観光政策学科教授
上智大学卒業後、旅行会社に勤務。旅館業の販売促進を10年、観光シンクタンクで旅館事業再生に10年力を注ぐ。現在は、旅館業と協業して地域活性化やイノベーションの推進、大学や地域おこし協力隊研修会等で宿泊業を経営したい若者の育成に努める。サラリーマンと経営者の両方を経験している視点から、宿泊業の魅力や留意点を分かりやすく伝えている。
http://ikaken.jp/
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岡嘉紀
株式会社WAKUWAKUやまのうち 代表取締役社長
兵庫県南あわじ市出身。関西学院大学経済学部を卒業後、繊維メーカー、投資会社、コンサルティング会社、政府系ファンドを経て、個人事務所を設立。現在は、フリーランスとして、地域活性化ファンドの運営、まちづくり会社の経営、新事業のプロデュースなどに従事。
https://wakuwaku-yamanouchi.com/
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斎藤宗治
株式会社斎藤ホテル 代表取締役社長
長野県鹿教湯(かけゆ)温泉で400年続く老舗旅館の息子として生まれる。明治大学卒業後、東京大学大学院修士課程修了。バブルの崩壊で苦戦していた実家の旅館で働きはじめる。2007年実家の旅館が倒産。一社員として旅館の再生に奮闘。2012年代表取締役社長に就任。現在は温泉街の活性化を目指し菓子屋さんをオープンさせるなど鹿教湯温泉全体の再生に挑戦している。4人男児の父親。
https://www.saito-hotel.co.jp/
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和田寛
白馬観光開発株式会社 代表取締役
1976年生まれ。東京大学法学部を卒業後、農林水産省に入省。その後アメリカの大学でMBAを取得し、外資系戦略コンサルティングファーム「ベイン・アンド・カンパニー」に転職。2014年、「白馬観光開発」の親会社である「日本スキー場開発」に入社。2017年より白馬観光開発株式会社の代表に就任。
https://www.nsd-hakuba.jp
コンテンツ実施者紹介
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(株)サンプラックス
丸の内朝大学の企画運営をはじめ、都市と地方、企業とユーザー、住民と地域など、新しいコミュニティやつながりが続くしくみづくりを行う。さらに、イベントや新規プロジェクトのコンセプト・アイデアづくり段階から本番まで、トータルプロデュースを行っている。
[ 研究室 ]
旅館を継ごうクラス
長野からはじめる事業承継の第一歩
講師:中尾大介、井門隆夫、岡嘉紀、斎藤宗治、和田寛 / (株)サンプラックス 、長野県
- 日程
- 金曜日 7:15~8:15
- 学費等
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全8回(60分)
受講費:32,000円(税込)
事務手数料:1,350円(税込) - 合計金額
- 33,350円(税込)
- お支払方法
- クレジットカード
- キャンパス
- 大手門タワー・JXビル1F 「3×3 Lab Future サロン」
- 定員
- 25名
- 最少催行人数
- 3名
- 備考
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- 持ち物:筆記用具
- 宿題あり
- 週末フィールドワークあり
- グループワークあり
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